スピードスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表選考を兼ねた全日本選手権最終日は28日、長野市エムウェーブで行われ、女子1500メートルは高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分55秒12で2連覇した。五輪は4度目の代表。2位の佐藤綾乃(ANA)は1分56秒21で日本連盟の派遣標準記録の最高位SSに次ぐ「S」を突破し、3度目の代表入りを決めた。
男子1000メートルは山田和哉(ウェルネット)が1分8秒53の大会新記録で初優勝し、2位の野々村太陽(博慈会)とともに派遣標準記録Sをクリアして代表決定。野々村は1500メートルとの2種目で出場となる。