義ノ富士と伯乃富士、来年へ抱負

初場所に向け、稽古する伯乃富士(左)と義ノ富士=東京都墨田区の伊勢ケ浜部屋

 大相撲の伊勢ケ浜部屋が27日、東京都墨田区の同部屋で初場所(来年1月11日初日・両国国技館)に向けた稽古を公開し、幕内義ノ富士、伯桜鵬改め伯乃富士らが熱のこもった申し合いを行った。若手有望株の2人はともに「三役昇進と優勝」を来年の目標に掲げた。

 24歳の義ノ富士は鋭い突き、押しなどが光り、13勝8敗だった。今年は6場所全てで勝ち越し、西前頭筆頭にまで浮上。九州場所で安青錦の優勝パレードの旗手を務め「もっと上にいけるように頑張る」と刺激を口にした。

 22歳で西前頭3枚目の伯乃富士は5勝14敗。右上腕のけがで冬巡業を休場し、まだ本調子ではない様子だった。「とにかく強くなりたい」と言葉に力を込めた。

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