安青錦、目標は「一番上」

ぶつかり稽古に励む安青錦(中央)=東京都江東区の安治川部屋

 大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)に新大関として臨む安青錦が26日、東京都江東区の安治川部屋で調整し、新年に向け「目標は変わらない。一番上を目指してやっていく」と横綱昇進への意欲を示した。

 相撲を取る稽古は再開しておらず、四股やぶつかり稽古で汗を流した。年内は30日まで稽古を行い、年明けは1月3日に始動する予定。かすれ気味の声が気がかりだが「本場所までにいい状態に持っていけるように」と泰然自若に構える。

 今年1月の初場所は十両で迎え、驚異的なスピード出世で看板力士の座を射止めた。25日はテレビ番組に生出演するなど、注目度はうなぎ上りだ。

最新記事
加納虹輝、上野優佳が優勝
井上尚、寺地ら計量クリア
異例の広域開催、複雑警備
大の里、「身が引き締まった」
森重、新濱が五輪代表確実