【ニューヨーク共同】プロ野球巨人からポスティングシステムで米大リーグ挑戦を目指す岡本和真内野手の契約が、ホワイトソックスと村上宗隆内野手が結んだ2年総額3400万ドル(約53億7200万円)を上回る可能性があると23日までにスポーツ専門サイト「アスレチック」が報じた。
記事では岡本について「村上よりコンタクト能力は高いが、パワーでは劣る」と分析した上で「各球団はより安全な投資先とみているようだ」と強調した。
ただ、内野手の移籍市場は多数がひしめき、レッドソックスからフリーエージェント(FA)のブレグマンらの所属先が決まらなければ「村上と同じように規模の小さい球団と契約することになるかもしれない」と伝えた。23日にはパドレスからFAになっていた内野手オハーンが、岡本の移籍先候補に挙げられていたパイレーツに加入した。岡本の交渉期限は米東部時間来年1月4日午後5時(日本時間5日午前7時)となっている。