日本相撲協会の財団法人設立１００周年記念式典が２３日、東京都墨田区の両国国技館で開かれ、松本洋平文部科学相や河合純一スポーツ庁長官ら約８００人が出席した。八角理事長（元横綱北勝海）はあいさつで「１００年の歴史には幾多の試練と栄光が折り重なっている。次の１００年に向けて、さらなる精進を重ねていく」と伝統継承への決意を語った。
冒頭では約１０分間、時代を彩った歴代横綱の映像が上映された。横綱大の里は「長い歴史があって、今の大相撲がある。１００年続いた大相撲を盛り上げられるようにしたい」と誓い、横綱豊昇龍は「責任が重い。頑張るしかない」と口元を引き締めた。