フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権最終日は21日、東京・国立代々木競技場で行われ、女子は今季限りで引退する25歳の坂本花織(シスメックス)が合計234・36点で史上5人目の5連覇を達成し、3大会連続の五輪代表に決まった。ショートプログラム(SP)フリーともにトップ。
20歳の千葉百音(木下グループ)が216・24点でSPから一つ上げて3位となり、4位に入った17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)とともに初代表入りした。ジュニアで代表資格がない島田麻央(木下グループ)が2年連続2位。
ペアはSP2位の長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)がフリー1位の合計215・30点で2年ぶり2度目の優勝を果たし、フリー棄権の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)とともに五輪代表に決定。男子は鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)に加えて佐藤駿(エームサービス・明大)三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)が選ばれた。