FIFA平和賞に苦情申し立て

サッカーW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会でFIFAが新設した「平和賞」を受賞し、あいさつするトランプ米大統領。右はインファンティノ会長=5日、米ワシントン(共同)

 【ロンドン共同】国際サッカー連盟(FIFA)が平和や団結に向けて行動した個人の功績を表彰するため今年創設した「FIFA平和賞」をトランプ米大統領に授与したことを巡り、ロンドンに拠点を置く人権団体が政治的中立義務に違反した疑いがあるとしてFIFAの倫理委員会に苦情を申し立てた。9日、AP通信が報じた。

 FIFA平和賞の表彰は、米ワシントンで5日に行われた2026年ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会で実施された。FIFAのインファンティノ会長は、トランプ氏のパレスチナ自治区ガザにおける和平合意仲介などの功績をたたえた。

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