17歳中井亜美2位、五輪に前進

男子フリー 演技する鍵山優真=IGアリーナ

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は6日、名古屋市のIGアリーナで行われ、女子はショートプログラム(SP)3位だった初出場の17歳、中井亜美(TOKIOインカラミ)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功したフリーは2位となり、合計220・89点で2位に入った。

 SP5位の坂本花織(シスメックス)がフリー1位の合計218・80点で3位となり、日本勢上位2人が来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪代表に前進。SPトップの千葉百音(木下グループ)はフリー6位で5位に沈んだ。世界女王のアリサ・リュウ(米国)が初制覇。

 男子はSP首位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がフリー4位の合計302・41点で2年連続の2位。佐藤駿(エームサービス・明大)が292・08点でSPから一つ下げ、昨年に続いて3位だった。SP3位のイリア・マリニン(米国)が史上初めて4回転以上のジャンプを全6種類、計7度成功させてフリーの世界歴代最高得点を更新し、合計332・29点で3連覇した。

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