通算2150安打を放っている西武の栗山巧外野手(42)が24日、埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見し、プロ25年目となる来季限りでの現役引退を表明した。「ファンの皆さんの支えでここまで来られた。感謝の気持ちを感じてもらえれば。しっかり僕のプレーを見てもらいたい」と1年前に公表した理由を説明した。
2千万円減の年俸6千万円で契約更改。今季は11試合の出場で2安打にとどまり、打率8分7厘で本塁打、打点はともにゼロと苦しんだ。現在は基本の素振りから入念に取り組んでおり「全てを出し尽くして必ず優勝する。その一員として頑張っていく」と巻き返しを期した。(金額は推定)