引退の柔道・橋本「やり切った」

引退記者会見するパリ五輪柔道銅メダリストの橋本壮市。左は所属先の吉田秀彦総監督。右は海老沼聖男子監督=20日午後、東京都品川区

 パリ五輪柔道男子73キロ級3位の橋本壮市(34)=パーク24=が20日、東京都内で現役引退会見を開き「全身全霊を懸けて臨んだ五輪だった。未練はないし、やり切った。いろんな方々に恵まれて、強さだけを求め続けた柔道人生だった」と晴れやかな表情で語った。

 初出場のパリ五輪では、日本柔道史上最年長の32歳でメダルを獲得した。「年齢的にも最後と思って臨んだ」と引退理由を説明。一番の思い出には五輪を挙げ「緊張し過ぎていたが、娘の『パパ』という声で開き直って畳に立つことができた」と振り返った。

 今後は所属先のアドバイザーとして指導に当たる。

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