来春の第98回選抜高校野球大会の出場校選考で重要な資料となる秋季大会は9日、神宮球場で行われた東京の決勝で帝京が関東第一に8―4で勝って16年ぶりに優勝し、全10地区が終了した。各地区優勝校は14日開幕の明治神宮大会に臨む。
関東は夏の選手権大会4強の山梨学院が決勝で花咲徳栄(埼玉)を下して3年ぶり3度目の頂点に立った。近畿は神戸国際大付(兵庫)が16年ぶりに王者となった。
中国の崇徳(広島)は33年ぶり優勝。北海道は北照、東北は花巻東(岩手)、北信越は帝京長岡(新潟)、東海は中京大中京(愛知)、四国は英明(香川)、九州は九州国際大付(福岡)が制した。