杉原愛子が床で金、平均台は銅

女子種目別平均台決勝 演技する杉原愛子=ジャカルタ(共同)

 【ジャカルタ共同】体操の世界選手権最終日は25日、ジャカルタで種目別決勝が行われ、女子は26歳の杉原愛子(TRyAS)が13・833点の床運動で金メダルに輝いた。2017年、21年大会の村上茉愛に続く日本勢2人目の頂点。14・166点の平均台は銅メダルで、6年ぶり5度目の代表で初の表彰台に立った。床運動で岸里奈(戸田市SC)は5位。

 男子は初出場の19歳、角皆友晴(順大)が14・500点の平行棒で、橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)が14・733点の鉄棒で、いずれも銀メダルを獲得した。角皆は鉄棒4位。パリ五輪3冠の岡慎之助(徳洲会)は平行棒7位で初出場の今大会をメダルなしで終えた。跳馬の南一輝(エムズスポーツク)は8位で、日本に拠点を置いたことがあるパリ五輪王者のカルロス・ユーロ(フィリピン)が3大会ぶり2度目の優勝。

 次回は来年10月にオランダのロッテルダムで開催される。

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