【ニューヨーク共同】米連邦捜査局（ＦＢＩ）は２３日、プロバスケットボールＮＢＡ、トレイルブレーザーズのチャウンシー・ビラップス監督（４９）、キャバリアーズのデーモン・ジョーンズ元コーチ（４９）ら３１人をマフィアが運営する違法賭博に関与した容疑などで逮捕し、連邦大陪審が起訴したと発表した。
ジョーンズ被告はヒートのテリー・ロジエ選手（３１）らと共に、選手の負傷情報を賭け客に流した通信詐欺容疑などでも逮捕、起訴された。
発表によると、ビラップス、ジョーンズ両被告ら３１人は２０１９年からニューヨークなどでマフィアが運営するポーカー賭博に客を誘導し、手札をのぞき見る装置などを使って賭け金を奪った疑いが持たれている。ビラップス被告らは賭け客らを集める「広告塔」となっていたという。
ジョーンズ、ロジエ両被告ら６人は２２年１２月から２４年３月にかけて、選手の負傷に関する非公開情報を賭け客に流し、配当の一部を回収するなどしていたとされる。