【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が15日、ロサンゼルスで17日(日本時間18日)に行われるブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦先発登板に向けて記者会見し「一番大事なのは先制点を与えないこと」と意気込んだ。
第1戦はスネルが8回無失点、第2戦は山本由伸が1失点完投と、先発投手の好投が勝利を呼び込んだ。中12日でポストシーズン(PS)2度目の登板に臨む大谷は「僕も負けないぐらい長く投げられれば素晴らしいが、まず最少失点、ゼロで抑え、後ろにつないでいくのが大事」と強調した。
第7戦までもつれた場合は、救援登板する可能性がある。これには「(第4戦の)先は何も考えていない。行けと言われたら行く準備だけできれば十分」と語った。
一方、PSの打撃は第2戦まで打率1割4分7厘と低調だ。投打「二刀流」による影響は「あまり関係ない」と否定した上で「打席のクオリティー(質)を高めていくこと」とした。会見後、ドジャースに移籍してから開幕後の期間では初めて、屋外でフリー打撃を実施した。