横審委員長「大豊時代が来た」

記者会見する横綱審議委員会の大島理森委員長=29日、東京・両国国技館

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は29日、東京・両国国技館で定例会合を開き、16年ぶりの横綱同士の優勝決定戦を闘った大の里と豊昇龍に対し、大島理森委員長(元衆院議長)は「両横綱の『大豊(たいほう)時代』が来た。重責をしっかりと果たした」と賛辞を贈った。

 持ち前の攻撃相撲を取り戻し、2場所ぶり5度目の優勝をつかんだ大の里については「逃げない相撲。構えがどっしりとしていた。一層の進化を遂げた」と評価した。豊昇龍が14日目の関脇若隆景戦で立ち合いの変化を見せたことには「優勝が目前にあった時に、総合的な判断として取った結果ではないか」との見方を示した。

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