今季限りで現役引退するDeNAの森唯斗投手(33)が21日、横浜市の球団事務所で記者会見し「ここまでできると思っていなかった。いい野球人生だった」とすがすがしい表情で語った。
ソフトバンクでは救援で活躍して胴上げ投手も経験し「初めて抑えとして日本一になった時の試合は今でも覚えている」と懐かしんだ。通算127セーブ、106ホールドをマークし、現役生活の終盤は先発に挑戦。「欲を言うなら100勝もしたかったが、十分かな」と自らをねぎらった。
今季は8月28日の阪神戦で初登板し5回2失点で白星を挙げたが、9月に入って球団と話し合い、引退を決断した。