【北京共同】フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選第2日は20日、北京で行われ、ペアの長岡柚奈、森口澄士組が合計178・66点で3位に入り、今大会で3枠与えられる国・地域別出場枠を獲得した。ショートプログラム(SP)4位で迎えたフリーは3位と巻き返した。
日本は3月の世界選手権で三浦璃来、木原龍一組が優勝して1枠を得ており、2組出場は史上初。五輪代表は12月の全日本選手権(東京)で決まる。北朝鮮ペアは10位で五輪枠を逃した。
女子はロシア出身で個人の中立選手(AIN)として出場したアデリア・ペトロシャンがSP、フリーともに1位の合計209・63点で優勝し、出場枠を獲得。男子SPはロシア出身のピョートル・グメニク(AIN)が93・80点で首位に立った。ウクライナ侵攻に伴って除外されてきたロシアとベラルーシは約3年半ぶりの国際大会復帰。