陸上女子800メートルで日本記録を持つ久保凜(東大阪大敬愛高)が27日、長野県の菅平高原で練習を公開し、初の代表入りが見込まれる9月の世界選手権東京大会に向け「シニアの舞台で日の丸を背負って初めて世界と戦える。初めてだからこそ緊張や不安というよりも挑戦ができる。自分のベストを出して、決勝に残れるように頑張りたい」と気持ちを高ぶらせた。
3連覇を果たした7月下旬の全国高校総体後は、左ふくらはぎの軽度の肉離れなどで練習できない期間があったというが、順調に回復。この日も約4キロのジョグや、フォームを意識して150メートルを走る練習などで軽快な動きを見せた。