日本陸連は結果を把握できず

遺伝子検査に関する説明をする日本陸連の田崎博道専務理事=26日、東京都新宿区

 世界陸連が来月13日開幕の世界選手権東京大会から女子種目出場者を対象に導入した遺伝子検査について、日本陸連は26日、世界陸連の求めに応じ検査機関を紹介するなどの対応をしたものの、各選手の検査結果を知りうる立場にないと明らかにした。

 東京世界選手権の女子種目出場には、男性の特徴の発達に関わるY染色体上の「SRY遺伝子」の有無を調べる検査を9月1日までに受けておく必要がある。結果は各選手のみに通知され、日本陸連は把握できない。東京世界選手権の女子代表は検査を受けてエントリー要件を満たしたことだけを確認した上で発表するため、発表後に出場資格がなかったことが判明するなどの懸念は残る。

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