夏の甲子園で初優勝した沖縄尚学高野球部の選手らは24日、地元沖縄県に凱旋し、那覇市の同校で開かれた報告会に出席した。比嘉公也監督(44)は「県民の大声援が力になったことは間違いない」と感謝を口にし「新チームでは、(優勝)旗を戻すという大きな目標ができた」と来夏を見据えた。
この日は那覇空港に大勢のファンが駆けつけ、選手らを拍手で出迎えた。
報告会後、末吉良丞投手(16)は記者団の取材に応じた。優勝決定時にマウンドでガッツポーズをした理由について「先輩方の最後の夏に、しっかり勝ちきることができてうれしい気持ちでいっぱいだった」と振り返り、喜びをかみしめた。