全国高校野球選手権の主催者は23日、大会中の選手の熱中症疑いは24件だったと発表した。昨年は58件。各校の予防意識が高まったことに加え、発生が目立つ各校の初戦で開始時の気温が昨年の平均32・4度から30・3度に下がったことなどが理由と分析している。
全代表校が初戦を終えた第8日までに全体の67%の16件が起こった。2部制で実施した第5日までの計15試合で8件、以降の32試合で16件が発生。いずれも2試合で約1件と大きな差は出なかった。