「遺伝子検査、既に50%実施」

国立競技場の陸上トラック(JSC提供)

 【ローザンヌ(スイス)共同】世界陸連のジョン・リジョン最高経営責任者(CEO)は20日、スイスのローザンヌで共同通信の取材に応じ、9月13日開幕の世界選手権東京大会から女子種目出場者を対象に行う遺伝子検査を、約50%の選手が既に受けて出場資格を得たと明らかにした。「全員が検査を受け、準備万全で大会に臨めると確信している」と語った。

 選手の人権などの観点から物議を醸している今回の遺伝子検査について、リジョン氏は「女子種目を保護することは非常に重要」と必要性を強調。懸念される検査結果の守秘を徹底するため、世界陸連の医療部門の責任者1人だけが結果を知る立場にいるとした。

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