日本サッカー界が生んだ不世出のストライカーで、1968年メキシコ五輪で得点王となって銅メダルの原動力となり、10日に81歳で死去した釜本邦茂さんの葬儀・告別式が13日、大阪府吹田市で営まれ、日本サッカー協会の田嶋幸三名誉会長ら約170人が弔問し、最後の別れを惜しんだ。
田嶋会長は弔辞で「天性の点取り屋。憧れの選手でした。ご功績を胸に刻み、日本サッカーの発展に尽くしてまいります」と涙ながらに語った。
出棺時には国際サッカー連盟(FIFA)の賛歌が流れ、釜本さんがG大阪監督時代に選手だった永島昭浩さんらがひつぎを運んだ。