大相撲の夏巡業は13日、盛岡市で行われ、大の里と豊昇龍の両横綱が相撲を取る稽古をこなし、秋場所(9月14日初日・両国国技館)に向けて調整のペースを上げてきた。
大の里は幕内阿武剋と十両竜電を指名して8番で6勝2敗。新横綱の名古屋場所は昭和以降で単独ワーストの金星4個を配給した。今後も課題を持ちながら、コンスタントに番数を重ねる考えで「しっかり稽古していかないと駄目なので。徐々に状態を上げていきたい」と語った。
豊昇龍は十両の竜電、湘南乃海に9戦全勝。竜電をつり落とす場面もあり、負傷した左足親指について「だいぶ良くなっていた。稽古すればするほど、戻っていくだろう」と回復を強調した。