大相撲の夏巡業は12日、仙台市で行われ、秋場所(9月14日初日・両国国技館)で大関昇進に挑む関脇若隆景が幕内伯桜鵬、草野ら若手のホープと申し合いを行った。最初の一番から5連勝するなど好調で「来場所が大事だと思う。しっかり稽古して、気持ちと体をつくっていきたい」と気合を入れた。
小結で12勝した夏場所に続き、名古屋場所では関脇で10勝をマークした。三役での2場所連続2桁勝利は自身初めて。秋場所で11勝を挙げれば、大関昇進の目安とされる3場所合計33勝に到達する。
2年前の春場所で右膝に大けがを負い、靱帯再建手術を経て幕下から再起した。