クラブの前身ヤンマーの栄光を築いた不世出のストライカーで、10日に死去した釜本邦茂さんにささげる1勝となった。C大阪は自慢の攻撃力を発揮して3試合ぶりの白星。主将の田中が「やっていることに間違いはない」と自信を持って臨んだように、J2降格圏の新潟を一蹴した。
試合開始早々に先取点を許したが、その後は一方的に攻め続けた。前半13分、中島が巧みな反転から右足を振って同点。後半9分には、鋭いカウンターに走り込んだルーカスフェルナンデスが難なく流し込んだ。
元日本代表FWの森島会長は「ヤンマーの全盛期のようになれるようにセレッソもしっかりやって、それを見ていただきたい」と語った。