日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子会長が9日、長崎市の平和祈念式典に参列し「恒久平和への活動はJOCの第一の使命だということを改めて強く思った。私たちのやるべきことはたくさんあると教えていただいた」と感想を述べた。
6月にJOC会長に就任した橋本氏はスポーツによる平和貢献を新体制の柱の一つとして強く打ち出し、8月6日の広島市の平和記念式典に続いての参加となった。両式典には来年以降も出席する方向で、アスリートの参列も呼びかける考え。「スポーツ界の先頭を切り、平和への思いを伝えてもらえたらありがたい」と期待を語った。
式典前には原爆資料館を訪れた。