【シンシナティ共同】男子テニスで世界ランキング６５位の錦織圭（ユニクロ）が８日、米シンシナティで行われたシンシナティ・オープンで腰痛からツアー復帰し、シングルス１回戦で世界４７位のカミロ・カラベリ（アルゼンチン）に５―７、３―６でストレート負けした。３５歳のベテランは「内容は悪かった。まだ自信を持ってできていない」と不満そうだった。６月に報じられた不倫疑惑の影響については「大丈夫です」と強調した。
５月以来となった実戦は、２６歳のカラベリの強打に押され、積極的に仕掛ける本来の姿が影を潜めた。２２度の凡ミスをするなど正確性も欠き「なかなか気持ちが上がってこなかった」と話した。