バスケットボールBリーグの島田慎二チェアマンは29日、2024~25年シーズンの1部(B1)と2部(B2)の平均選手年俸が、リーグ初年度の16~17年の約3・9倍になったと明らかにした。選手向けの研修でリーグの現状を説明し「ここまで年俸が大きく変化しているリーグは、世界に類はないんじゃないかなと思う」と話した。
事業規模も当時から約3・6倍と拡大したが、島田氏は「本当の意味でのメジャー化へ、道の途中」と表現。26年には新たな最上位カテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」がスタートする。「(選手とリーグの)みんなで盛り上げて、改革につなげていければ」と呼びかけた。