第107回全国高校野球選手権大会の出場校を決める地方大会は29日、3大会で決勝が行われ、西東京は日大三、徳島は鳴門、愛媛は済美が勝って49代表校が出そろった。
日大三は東海大菅生に8―4と打ち勝ち、2年ぶり20度目となる夏の甲子園。鳴門は鳴門渦潮に4―0で快勝して3年ぶり15度目、済美は松山商にタイブレークの延長十回、4―3でサヨナラ勝ちし、7年ぶり7度目の出場を決めた。
昨夏全国制覇した京都国際や準優勝だった関東第一(東東京)は今年も地方大会を勝ち抜き、今春の選抜大会優勝の横浜(神奈川)、準優勝の智弁和歌山など11校が春夏連続出場。叡明(埼玉)未来富山、聖隷クリストファー(静岡)豊橋中央(愛知)綾羽(滋賀)の5校が春夏通じて初の甲子園となる。
北海(南北海道)は最多を更新する41度目、松商学園(長野)は38度目、青藍泰斗(栃木)は35年ぶりの代表。
8月1日に開幕カード、3日にその他の組み合わせ抽選が行われ、大会は5日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕。暑さ対策のため開会式を初めて夕方に実施し、直後に1回戦1試合を行う。