大相撲名古屋場所１４日目（２６日・ＩＧアリーナ）平幕琴勝峰が関脇霧島を上手投げで破り、２敗で単独首位に立った。安青錦は新入幕草野に寄り切られて３敗。賜杯争いは琴勝峰と１差で追う安青錦、草野の優勝未経験の平幕３人に絞られた。
琴勝峰が千秋楽で安青錦に勝てば優勝。敗れた場合は優勝決定戦にもつれ、さらに草野が小結高安を破れば三つどもえの決定戦となる。
新横綱大の里は関脇若隆景を押し出して１０勝目を挙げたが、３場所連続制覇と新横綱優勝がなくなった。若隆景は９勝５敗。大関琴桜は平戸海をすくい投げで退けて勝ち越し。高安は熱海富士を下して９勝５敗とした。
十両は三田が３敗でトップ。