11月の聴覚障害者の国際総合大会「デフリンピック」に臨むサッカー男子の日本代表候補が25日、秋田市内で合宿を開始した。チーム内でのパワーハラスメント行為が認定され、今月、体制を刷新。日本フットボールリーグ(JFL)などで指導経験がある斎藤登氏を新監督に迎え、再始動した。斎藤氏は「課題は多い。金メダルを取るために残りの時間を大事にしたい」と表情を引き締めた。
日本は2023年のデフ世界選手権で2位の強豪。ただパワハラ問題の影響により、代表候補が集まるのは4月に東京・国立競技場で行われた親善試合以来となった。