レスリング・小原日登美さん死去

ロンドン五輪レスリング女子48キロ級決勝でアゼルバイジャンの選手(左)を破り、喜ぶ小原日登美さん=2012年8月、エクセル(共同)

 2012年ロンドン五輪レスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した小原日登美(おばら・ひとみ、旧姓坂本=さかもと)さんが18日に死去したことが19日、関係者の話で分かった。44歳。葬儀・告別式は未定。

 青森・八戸工大一高から中京女子大(現至学館大)に進み、粘り強いレスリングで活躍。伊調馨、吉田沙保里らと強豪日本女子の礎を築いた。08年北京五輪出場を逃しマットを離れたが、09年に復帰を発表。初出場の12年ロンドン五輪で女子48キロ級を制した。激闘で右目付近を腫らしながらつかんだ金メダルに涙を流す姿は感動を呼んだ。世界選手権は計8度優勝。22年には世界連合の殿堂入りを果たした。

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