伊之助、4場所目で初の差し違え

 大相撲名古屋場所4日目の16日、立行司の第43代式守伊之助が阿炎―豊昇龍の一番で軍配差し違えをし、打ち出し後に八角理事長(元横綱北勝海)に進退伺を申し出た。土俵下で見守った九重審判長(元大関千代大海)が同席し、理事長からは慰留を受けた。第43代式守伊之助の差し違えは4場所目で初めて。

 阿炎の突き、押しに対し豊昇龍が土俵際で残ったと見て、豊昇龍に軍配を上げた。物言いがつき、横綱の左かかとが先に出たと判断され差し違えとなった。伊之助は「(豊昇龍の)足が浮いているように見えてしまった」と反省の様子だった。

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