国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が9日、東京都内で記者団の取材に応じ、長期療養している日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長と8日に面会したことを明らかにした。「再会できてうれしかった。友情に満ちた会話を交わすことができた」と語った。
山下氏は2023年10月末、プライベートでの行動中に転倒して負傷し、公務に復帰できていない。バッハ氏は「元気に復帰されることを心から願っている」と回復を祈った。
春の叙勲で、東京五輪・パラリンピックの開催が評価され、旭日大綬章に選ばれたバッハ氏は、9日午前に行われた親授式に出席するため、来日した。