昨年11月の全国学生相撲選手権で8強入りした近大4年の浦山秀誠(22)=富山県出身=が4日、大阪府東大阪市の近大で記者会見し、大相撲の音羽山部屋への入門を発表した。幕下最下位格付け出し資格を得ており、5月の夏場所で初土俵予定。「早く関取になりたい。愛される力士になりたい」と抱負を語った。
183センチ、160キロで押し相撲が得意。2017年に亡くなった父の浦山英樹さんは、元大関で三段目朝乃山の富山商高時代の恩師だった。長男の浦山は「父も大相撲に行きたかったという話を聞いたことがある。その分も頑張りたい」と意欲。同郷で高校、大学の先輩との対戦に思いをはせ「地元も盛り上がる」と話した。