柔道男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)が2日、体重無差別で争う全日本選手権(4月29日・日本武道館)出場を決めた。予選を兼ねた九州選手権(福岡武道館)準々決勝で敗れたが、出場権決定戦を制して九州地区代表入り。全日本選手権は2019年に初優勝している。
29歳のウルフは昨夏のパリ五輪で7位に終わり、6月の全日本実業団体対抗大会で引退する意向。昨年の国民スポーツ大会に佐賀県代表として出場したことで、九州地区予選にエントリーした。