センバツ、本塁打は3本で最少

新基準の金属バットを製造する工場=2月、横浜市

 低反発の新基準バットが導入された第96回選抜高校野球大会で記録された本塁打は31試合で3本にとどまった。選抜大会で金属製バットが導入された1975年以降、最も少なかった96年大会の5本よりも最少。1本はランニング本塁打で、残り2本は左打者が引っ張って右翼ポール際に放ったもの。高い軌道を描いた打球はフェンス間際で失速するシーンが見られた。

 外野の守備位置も特徴的だった。外野手の頭を越えるような長打が出にくいことを想定。走者二塁のケースでは、本塁生還を防ぐために、外野の前進守備が従来より顕著となった。

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