中国で拘束の邦人、12月出所へ

北京市内に掲げられた中国国旗(共同)

 中国で「スパイ活動を行った」として実刑判決を受け、服役中のアステラス製薬の60代の日本人男性社員が12月中旬に懲役刑の満期となり、出所する見通しであることが7日分かった。男性は出所後、直ちに日本に強制送還されるとみられている。日中関係筋が明らかにした。日本政府は男性の早期釈放を求めてきたが、中国側は応じることなく、満期まで服役させることになりそうだ。

 昨年11月の台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁に中国は反発し、日中関係は悪化。当局間の対話や交流は停滞が続いている。広東省深センで11月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた高市氏と中国の習近平国家主席による日中首脳会談も実現は厳しいとの見方が多い。中国で拘束されたほかの日本人の早期釈放も難しい情勢だ。(共同)

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