静岡県が旧所有者側を刑事告発

大規模な土石流が発生し、複数の家屋が流された現場=2021年7月、静岡県熱海市伊豆山

 2021年に静岡県熱海市で発生した大規模土石流の起点となった土地を11年まで所有していた神奈川県小田原市の不動産管理会社「新幹線ビルディング」側について、熱海市内の別の保安林で許可範囲外に盛り土をしたとして、静岡県が森林法違反容疑で県警に刑事告発していたことが6日、県関係者への取材で分かった。県警は告発を受理した。

 大規模土石流の犠牲者遺族らは、同社の元代表取締役天野二三男氏(76)らを過失致死容疑などで刑事告訴。県警の捜査が続いている。

 県関係者によると、今回問題となったのは熱海市下多賀の山林。許可範囲外の盛り土が確認され、22年と25年に盛り土の撤去を求める命令を出した。

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