全国知事会は5日、東京23区にある大学の定員増を原則禁止している規制について、延長を求める緊急提言を関芳弘文部科学相に提出した。規制は、若者の東京一極集中に歯止めをかける狙いで2018年に導入され、28年3月末に期限を迎える。今後の在り方について政府の有識者会議が今秋にも議論を取りまとめる。
提言では出生数が減少する中、各地方の18歳人口に占める東京都への進学者の割合が増加傾向にあると指摘。定員を抑制するなど「より実効性の高い対策とした上で延長する」ことを要請した。
一方、規制に対し大学や若者から懸念の声があることなどを理由に規制の撤廃を求める東京都の反対意見も付記した。