イラン化学兵器検討と伝達

米紙ニューヨーク・タイムズの本社

 【ワシントン共同】4日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、イスラエルがトランプ米政権に対し、イランが敵対国への化学兵器の使用を検討しているとの情報を伝達したと報じた。米政権内では警戒感が強まる一方、米軍によるイラン再攻撃を促すための工作の一環ではないかとの懐疑論も出ているとしている。

 トランプ政権は3日の米中間選挙後にイラン再攻撃に踏み切れるよう準備を整える一方、外交交渉を進める意向を示している。再攻撃を巡り、関係国の駆け引きが強まっているもようだ。

 同紙によると、イスラエルの情報機関はイランが化学兵器をミサイルに搭載する技術や、ひそかにイスラエルや第三国に持ち込み攻撃に使用する技術の開発を急速に進めているとの分析を米側に伝達。イランの化学兵器の脅威は核兵器開発への野心よりも喫緊の課題になっていると説明した。

 イスラエルはペルシャ湾岸諸国にも同様の情報を共有したが、具体的な根拠は示さず、信用度に疑念が呈されたという。

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