4日午前10時5分ごろ、埼玉県越谷市増林3丁目の東埼玉資源環境組合第1工場敷地内で、駆け付けた越谷署の40代男性巡査が暴れる男(37)を取り押さえる際、拳銃を奪われ、男が自らに1発発砲した。県警によると、男は休暇中の春日部署交通課の巡査部長で、頭部を負傷して意識不明の重体となり病院に搬送された。現場にいた越谷署員4人にけがなかった。
男は午前8時45分ごろ「息子が通学途中でさらわれた。越谷のクリーンセンターに向かってほしい」と110番した。
息子連れ去りの事実はなく、現場に駆け付けた越谷署員が対応中に男が暴れた。パトカーに乗せようとした際、蹴ったり、拳銃をホルスターから奪ったりしたとして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕。その後、治療のため入院することになり釈放された。
男は2010年10月に県警に入った。26年3月から春日部署で勤務し、10月29日から休暇中だった。斎藤克也首席監察官は「第三者への危害発生の可能性もあり、反省すべきものと考えている。捜査、調査を徹底し、原因究明に努める」とコメントした。