【ソウル共同】韓国の聯合ニュースは3日、日韓協力をテーマとする「未来経済フォーラム」を開いた。大韓商工会議所の会長を務める財閥SKグループの崔泰源会長は祝辞で、日韓が人工知能(AI)や半導体分野で協力を深め、少子高齢化など共通の課題に取り組む必要性を強調した。
崔氏は「日韓経済共同体」構想を繰り返し提唱。SKグループの中核企業の半導体大手SKハイニックスは、日本での工場建設を計画しているとも報じられている。
崔氏は「日韓両国の国内総生産(GDP)を合わせれば約6兆ドル(約947兆円)となる」と説明。「(少子高齢化や福祉などで)社会的コストが高くなれば競争力が弱くなる」とし、両国で共通課題に取り組んでコスト削減を目指す必要があるとの考えを示した。政治面で関係に浮き沈みがあっても経済協力が左右されないよう政界が役割を果たすことも求めた。
聯合の黄大一社長は開会のあいさつで「保護貿易主義の強化など両国を取り巻く環境が急変する中、韓日間の連帯と協力は生存に向けた必須戦略だ」と指摘した。