ネット利用者、世界で63億人

寝そべってスマートフォンを見る少年=9月12日、英南西部ブリストル近郊(ゲッティ=共同)

 【ジュネーブ共同】国連の専門機関、国際電気通信連合(ITU)は3日、2026年の世界のインターネット利用者が推計63億人となり、世界人口の76%に達したと発表した。前年の74%から増加したものの、依然として約20億人が利用できていない。所得水準や地域による格差も根強い実態が明らかになった。

 ネット利用率は高所得国で人口の93%に上るが、低所得国では32%にとどまった。5G(第5世代移動通信システム)の人口カバー率についても、高所得国の86%に対し、低所得国ではわずか4%だった。

 ネット利用率は都市部の82%に対し、農村部は63%と、居住地域による格差も残っている。男女別では男性が79%、女性は74%。年齢に関しては、15~24歳の若者の利用率が86%で、それ以外の年齢層の74%を上回った。

 ITUは、ネット接続環境の拡充が社会経済の発展につながり「人工知能(AI)などの新興技術をより幅広い人々が利用できるようになる」と指摘。デジタル格差の解消や、技術を使いこなす能力の向上が重要だと訴えた。

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