1986年のチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故に伴う健康被害に苦しむ現地の子どもたちを支援する市民団体「チェルノブイリ子ども基金」が、2027年版の「救援カレンダー」の販売を始めた。ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、二重の被害を受ける子どもたち。関係者は「今後も支援を続けるため、カレンダーを通じて協力をお願いしたい」と呼びかけている。
被災地域では、事故から40年がたった今でも脳腫瘍やがんなどの重い病気にかかる子どもたちがいる。基金は96年から、ウクライナとベラルーシの放射性物質による汚染があった地域に住む病気の子どもたちを、自然豊かな保養施設に招く支援を続けてきた。一定期間の保養でも、健康維持や回復に効果があるという。
27年版のカレンダーは今年の保養に参加した子どもたちの写真を掲載している。見開きA4判で1部千円(送料別)。収益はウクライナとベラルーシに加え、東京電力福島第1原発事故で被災した子どもたちの支援にも充てる。26年版の収益は134万円だった。