本格交渉入り「米国次第」

記者会見するイランのアラグチ外相=10月19日、テヘラン(AP=共同)

 【テヘラン共同】イランのアラグチ外相は1日、米国との仲介役のカタールと続けている協議に関し「結論(本格交渉)に至るかどうかは相手(米国)の回答次第だ」と地元メディアのインタビューで述べた。「相手側が外交を他の手段よりも優先する合理性を持ち合わせていることを期待する」と語り、イラン再攻撃を示唆する米国をけん制した。

 アラグチ氏は、最高指導者モジタバ・ハメネイ師が再攻撃を受けた場合の即時反撃を命じたことを踏まえ「防衛と外交の両方の用意がある」とも話した。

 アラグチ氏によると、イラン代表団がカタールを訪れて協議。イランはカタールを通じ、要衝ホルムズ海峡の開放の条件として、対イラン制裁の一部解除など米国にとってハードルの高い要求を提示したとされる。

 イランは、米国が要求を受け入れればホルムズ海峡を2日以内に開放するとの案を伝達し、米国の反応を待っているとみられる。イランは海峡に関する合意を経た上で、米国が求める核問題での議論にも応じる構え。

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