古式捕鯨発祥の地で知られる和歌山県太地町で1日、恒例の「太地浦くじら祭」が開かれ、捕鯨の様子を伝える「鯨踊り」が町の若者らによって勇壮に披露された。
クジラに関する郷土芸能や食文化を伝えるイベント。鯨踊りは400年前の古式捕鯨で、豊漁を祝い船上で踊ったのが始まりとされる。この日は地元の小学生も参加し、法被姿の男衆がもりに見立てた棒を豪快に振り回して踊った。
初参加した同町の会社員高野大輔さん(26)は「緊張したが、古式捕鯨の迫力を伝えられたと思う。クジラに関わる町の伝統を守っていきたい」と話した。
会場では太地町漁協所属の捕鯨船が北海道沖で捕獲したミンククジラの冷凍肉も販売された。