「長崎の被爆遺構を世界遺産に」

長崎にある被爆遺構などの世界遺産登録を目指すフォーラム=31日午後、長崎市

 長崎原爆に遭った遺構や被爆後に再建された浦上天主堂などの世界遺産登録を目指すフォーラムが31日、長崎市で開かれ、約60人が参加した。登壇した被爆者の本田魂さん(82)は終了後の取材に「被爆者がいなくなっても遺構は残る。後世に核の恐ろしさを伝えるため、ぜひ世界遺産になってほしい」と述べた。

 NPO法人世界遺産アカデミー(東京)の宮澤光主任研究員は講演で「核の非人道性や脅威を伝える物としては、広島の原爆ドームがすでに世界遺産になっている」と指摘。長崎は地域全体を「エコミュージアム」と捉えることで「世界遺産になっていく可能性が出てくる」と述べた。

 市民らでつくるNPO長崎の鐘が主催した。

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