青森の再処理工場事故想定で訓練

使用済み核燃料再処理工場の事故を想定し、搬送されたけが人の放射線量測定の訓練=31日午前、青森県六ケ所村

 青森県は31日、地震により同県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で臨界事故が起きたとの想定で、自治体や関係機関との情報伝達や住民避難の手順を確認する防災訓練を行った。住民約50人が模擬の安定ヨウ素剤を受け取ってバスで避難所に移動し、工場から5キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)の住民には屋内退避を呼びかけた。

 県が実施する再処理工場の訓練は5年ぶりで、国や自治体、日本原燃の職員ら計約540人が参加。臨界事故で周辺の放射線量が上がり深刻な影響が出る「全面緊急事態」を想定した。

 UPZ内の約3700人を対象に防災無線や緊急速報メールで屋内退避を指示。住民は室内に入って窓を閉め、換気扇やストーブを消すといった手順を確認した。

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